○ 巨人 6 － 0 DeNA ●
＜12回戦・東京ドーム＞

　巨人の菅野智之が8日のDeNA戦に先発し、7回を無失点に抑え2勝目を手にした。

　同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－DeNA』で解説を務めた里崎智也氏は試合前に、今季の菅野について「緩急を使いながら力でねじ伏せるというよりも、テクニカルに抑えていくイメージですね」と語った。

　菅野は立ち上がりから打たせて取るピッチングで、初回は内野ゴロ3つで三者凡退。里崎氏は「良い形で変化球を四隅に丁寧に投げている感じじゃないかなと思います」とコメント。4－0の4回は二死一、三塁のピンチを招いたが、楠本泰史を中飛に仕留めた。里崎氏は「若干高めに入りましたけど、緩急でタイミングを外したかなという感じですね」と振り返った。

　5回と6回は2イニング連続で先頭打者に安打を打たれたが、2イニング連続併殺に打ち取った。6－0の7回は宮崎敏郎に二塁打を浴びたが、スコアボードに0を入れ、7回・104球、6安打、6奪三振、無失点という投球内容だった。

　里崎氏はこの日の菅野の投球に「いい形で制球良く投げられたんじゃないですかね。あとは大量得点にも恵まれて、思い切ったピッチングがどんどんできましたね」と解説した。

（ニッポン放送ショウアップナイター）