値千金のプロ初アーチ!
阪神はヤクルトに1-0で勝利し、連敗を2で止めた。
スコアレスで迎えた8回、ドラフト1位ルーキー・森下翔太がヤクルト3番手の木澤尚文の初球を一閃すると、ボールはライナーで左中間スタンドへ着弾。投げては先発の西純矢が7回を無失点に抑える力投を見せ、岩貞祐太と岩崎優のリレーで燕打線を封印し、会心の勝利を掴んだ。
お立ち台に上がった森下は「行くかなと思ったんですけど、本当に伸びろ伸びろって祈ってました、走りながら。ホッとじゃないですけど、やってやったぞっていうのはありました」と初ホームランに笑顔を弾ませた。
9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた岩本勉氏は「ピッチャーが代わった初球の代わりばなでしたから、見事としか言いようがない」と絶賛。解説者として出演した坂口智隆氏も「見事ですね。思い切りの良い選手なんですけれども、やっと引っ張った当たりで結果が出たので、これから期待が持てますね」と解説。
同じく解説の平松政次氏も「よく振れるということ。ドラ1ですから大学時代もホームラン打ったでしょうけど、振れるというのは魅力ですね。1打席目も振って三振してましたけど、それでも問題にせずまたまた振れるというのは期待ができる。いいものを持ってますね。1本目をこんなゲームで打つんですから」とスター性にも着目した。
ドラ1の一振りで首位を堅守した阪神。今後も近本光司の不在を埋める活躍に期待大だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』