1点を追う最終回一死三塁の場面で
3連勝を狙った中日だったが広島相手に2−3と1点差で競り負けた。
先発の涌井秀章は3回に西川龍馬に3ランを被弾したが、5イニングまで投げ切り、涌井の代打で登場した福田永将が今季1号ソロで2点差に迫ると、7回にも代打・高橋周平がレフト前タイムリーで1点差に。9回には先頭の石川昂弥が左中間に二塁打、送りバントで一死三塁としたが、福永裕基がライトフライ、龍空がショートゴロに倒れ、惜しい星を落とした。
9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた岩本勉氏は中日の最終回のチャンスの場面に「思い切って代打というのも考えられますか?」と解説の平松政次氏に問いかけると「当然あるでしょうね」と即答。ベンチには大島洋平を含む5人の選手が控えていたこともあり「福永はパワーはありますけど、まだまだ大島と比べれば差があるし、龍空にしても2アウトなんだから大島を使ってね…。打てるバッターがいるのでなんで大事にしてるのかなと思うし、ファンの方もなんで大島を出さなかったんだろうというね」と立浪采配に苦言を呈した。
同じく解説者として出演した坂口智隆氏はこの日の得点が全て代打で挙げていたこともあり「代打の流れがいいので、大島選手で行くなら1発目に行っても面白かったんじゃないかなと思うんですけどね。とっておきがいたのでね」と、一死の場面で動いても良かったのではと指摘。最後に岩本氏も「経験もあるし、勝負強さも絶対的に持っている打者ですからね…」と大島の温存策を疑問視していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』