大谷翔平に影響を受けた160キロ右腕が全体1位
メジャーリーグのドラフト会議が9日(日本時間10日)にオールスターゲームが開催されるシアトルで行われた。
注目された全体の1位指名は、ルイジアナ州立大のポール・スキーンズ投手がパイレーツから指名を受けた。全体2位はナショナルズが、こちらもルイジアナ州立大のディラン・クルーズ外野手を指名し、史上初の同じ大学からの1位、2位指名となった。
全体1位指名を受けた、ポール・スキーンズは、160キロを超える速球とスライダーが武器の大型投手で、大学時代には大谷翔平に影響を受け投打二刀流に取り組んでいたが、プロの舞台では投手に専念する予定。また全体2位指名のディラン・クルーズは大学球界最高の外野手と言われており、名門ルイジアナ州立大の主軸打者としてスキーンズとともにチームを牽引。今季71試合に出場し打率.426、18本塁打、70打点をマークしている。
大谷翔平が所属するエンゼルスはノーラン・シャヌエル内野手を1位(全体11位)で指名。21歳のシャヌエルは左投右打ちの一塁手で、今季59試合に出場し、打率.447、19本塁打、64打点をマークしたスラッガー。一塁だけではなく、左翼、右翼も守ることができ、ユーティリティー性も期待できる選手だ。