パは2カ月連続で同一チームが投打独占
日本野球機構(NPB)は11日、その月の最も活躍した投手と打者に送られる『大樹生命月間MVP賞』の6月度受賞選手を発表。セ・リーグはトレバー・バウアー投手(DeNA)と岡本和真選手(巨人)、パ・リーグは山﨑福也投手(オリックス)と頓宮裕真選手(オリックス)が受賞した。
セ・リーグ投手部門のバウアーは来日1年目で初受賞。4試合に登板してリーグトップの4勝、38奪三振をマーク。球団初の交流戦優勝に大きく貢献した。なお、DeNAの外国人投手による月間MVP受賞は初めての快挙となった。打者部門は岡本和真が通算2度目の受賞。交流戦MVPにも輝いたその打棒で、6月はリーグトップの7本塁打・19打点と躍動した。
一方のパ・リーグはオリックス勢が投打のMVPを総なめにした。山﨑福は4試合に登板してリーグトップの4勝をマーク。プロ9年目にして嬉しい初受賞となった。頓宮は全22試合に出場してリーグトップタイとなる29安打、リーグトップの打率.372をマークした。こちらもプロ5年目で嬉しい初受賞となった。
受賞選手には連盟から記念盾が、さらに大樹生命保険株式会社から賞金30万円とトロフィーが贈られる。
2023年・月間MVPまとめ
▼ セ・リーグ
<3・4月度>
投手:村上頌樹(阪神)
打者:宮﨑敏郎(DeNA)
<5月度>
投手:大竹耕太郎(阪神)
打者:細川成也(中日)
<6月度>
投手:トレバー・バウアー(DeNA)
打者:岡本和真(巨人)
▼ パ・リーグ
<3・4月度>
投手:佐々木朗希(ロッテ)
打者:中村剛也(西武)
<5月度>
投手:加藤貴之(日本ハム)
打者:万波中正(日本ハム)
<6月度>
投手:山﨑福也(オリックス)
打者:頓宮裕真(オリックス)