● 日本ハム 2 － 3 楽天 ○
＜13回戦・エスコンF＞

　楽天は今季初の6連勝。7月は9戦7勝となり、残る借金は7つとなった。

　楽天打線は1点を追う4回、先頭からの3連打で無死満塁とし、7番・伊藤裕の中犠飛で同点。5回は6月上旬から3番に定着している小郷が4号2ランを右中間席へ運び、3－1と勝ち越しに成功した。

　先発の田中将は要所を締める投球。日本ハム打線に9安打を許すも7回を2失点にまとめ救援陣にあとを託した。1点リードの8回からは酒居、松井裕が無失点リレー。田中将は5勝目（5敗）、松井裕は19セーブ目（1勝2敗）を手にした。

　田中将は今季の開幕戦白星に続き、エスコンフィールドで無傷の2連勝。試合後、ヒーローインタビューに応じ「最後の方は粘って抑えることができたので次につながると思う。チームとして1点差ゲームを勝ち切ることができたのは大きい」と振り返った。

　楽天は7月に入り、ロッテ、オリックス、ソフトバンクと上位3球団を相手に3カード連続の勝ち越し。連勝を6に伸ばしたチーム状況について問われると「結果通り。今、一番雰囲気もいいですし、勢いもあると思う。オールスターブレーク前まで、しっかりと突っ走っていきたいと思っています」と頼もしく語った。