● ア・リーグ 2 - 3 ナ・リーグ ○
<現地時間7月11日 T-モバイル・パーク>
エンゼルスの大谷翔平選手(29)が11日(日本時間12日)、MLBオールスターゲームにア・リーグ選抜の「2番・指名打者」で先発出場。1打数無安打1四球の結果で3度目の球宴出場を終え「何回来ても新鮮、楽しめました」と話した。
MLB球宴での3年連続スタメン出場は、イチロー以来、日本選手2人目の快挙。1回裏に一死無走者で第1打席に入ると、場内から「Come to Seattle!(シアトルに来て)」の大合唱が沸き起こった。ナ・リーグ選抜の右腕・ゲーレン(ダイヤモンドバックス)と対戦し空振り三振。ゲーレンは変化球中心の真剣勝負で挑み、最後は得意のナックルカーブにバットが空を切った。
1-1の同点で迎えた4回の第2打席は、イニング先頭で2021年にエンゼルスで同僚だったナ軍の4番手右腕・コブ(ジャイアンツ)と対戦。フルカウント後の高めボール球を冷静に見送り四球で歩いた。そのあとコブの暴投で二塁へ進み、ビシェット(ブルージェイズ)の右犠飛で三塁へタッチアップ。二死三塁の好機を演出したが、先制アーチを放っていた6番・ディアス(レイズ)は一ゴロに倒れ、勝ち越し生還とはならなかった。
大谷は2打席で交代し、3度目の球宴は1打数無安打、1四球1三振の結果。大谷は球宴の雰囲気について「何回来ても新鮮。いい経験だと思って昨日も今日も楽しめました」と話し、マリナーズファンの“シアトルに来て”コールについは「ちょっと複雑な気持ちでしたけど、打席は打席で集中していました」と苦笑い。期待された球宴初アーチについては「今後また選ばれたら、そこで打ったみたい」と話した。
大谷は1次ファン投票でア・リーグ最多の264万6307票を獲得し、誰よりも早く球宴スタメン出場が確定。試合前セレモニーで名前がコールされ登場すると、同地区のライバル・マリナーズの本拠地にもかかわらず大歓声で迎えられた。
試合はナ・リーグが勝利し、2013年から続いていた連敗を「9」でストップ。8回に代打で逆転2ランを放ったロッキーズのディアスがMVPに選ばれた。
<現地時間7月11日 T-モバイル・パーク>
エンゼルスの大谷翔平選手(29)が11日(日本時間12日)、MLBオールスターゲームにア・リーグ選抜の「2番・指名打者」で先発出場。1打数無安打1四球の結果で3度目の球宴出場を終え「何回来ても新鮮、楽しめました」と話した。
MLB球宴での3年連続スタメン出場は、イチロー以来、日本選手2人目の快挙。1回裏に一死無走者で第1打席に入ると、場内から「Come to Seattle!(シアトルに来て)」の大合唱が沸き起こった。ナ・リーグ選抜の右腕・ゲーレン(ダイヤモンドバックス)と対戦し空振り三振。ゲーレンは変化球中心の真剣勝負で挑み、最後は得意のナックルカーブにバットが空を切った。
1-1の同点で迎えた4回の第2打席は、イニング先頭で2021年にエンゼルスで同僚だったナ軍の4番手右腕・コブ(ジャイアンツ)と対戦。フルカウント後の高めボール球を冷静に見送り四球で歩いた。そのあとコブの暴投で二塁へ進み、ビシェット(ブルージェイズ)の右犠飛で三塁へタッチアップ。二死三塁の好機を演出したが、先制アーチを放っていた6番・ディアス(レイズ)は一ゴロに倒れ、勝ち越し生還とはならなかった。
大谷は2打席で交代し、3度目の球宴は1打数無安打、1四球1三振の結果。大谷は球宴の雰囲気について「何回来ても新鮮。いい経験だと思って昨日も今日も楽しめました」と話し、マリナーズファンの“シアトルに来て”コールについは「ちょっと複雑な気持ちでしたけど、打席は打席で集中していました」と苦笑い。期待された球宴初アーチについては「今後また選ばれたら、そこで打ったみたい」と話した。
大谷は1次ファン投票でア・リーグ最多の264万6307票を獲得し、誰よりも早く球宴スタメン出場が確定。試合前セレモニーで名前がコールされ登場すると、同地区のライバル・マリナーズの本拠地にもかかわらず大歓声で迎えられた。
試合はナ・リーグが勝利し、2013年から続いていた連敗を「9」でストップ。8回に代打で逆転2ランを放ったロッキーズのディアスがMVPに選ばれた。