前半戦終了時点で打率.383!
マーリンズのルイス・アラエス内野手(26)が11日(日本時間12日)、MLBオールスターゲーム(T-モバイル・パーク)にナ・リーグ選抜の「6番・二塁」で先発出場。4回の第2打席に同点適時打を放つなど、貫禄の2打数2安打1打点でファンを魅了した。
2回の第1打席は一死一塁でア・リーグ選抜の2番手右腕・イオバルディ(レンジャーズ)と対戦。初球の直球を鮮やかに中前へ弾き返し、初選出となった昨季に続き“球宴安打”をマークした。1点を追う4回の第2打席は一死二塁の好機で4番手右腕のカービー(マリナーズ)と対戦。この打席も初球を痛烈に右前へ弾き返し、これが同点適時打となった。
次打者の打席で二盗を試みたが、ここはチャレンジ検証の結果アウト判定。それでも“2スイングで2安打”の安打製造機ぶりを発揮し、5回裏の守備からベンチに退いた。
アラエスはツインズでプレーした昨季、打率.316でア・リーグ首位打者のタイトルを獲得。マーリンズへ移籍した今季は前半戦終了時点で打率.383をマークしており、1941年のテッド・ウィリアムズ(レッドソックス)以来の4割が期待されている。