◆ マウンドでは3回までパーフェクト投球
DeNAのトレバー・バウアー投手(32)が12日、甲子園での阪神戦で来日初ヒットを放った。
2点リードで迎えた4回の第2打席、二死一塁でセ・リーグ防御率トップ(試合前時点で1.13)の阪神先発・大竹と対峙。初球の真ん中チェンジアップを捉えた打球は、三遊間を破る左前打となった。
これが来日23打席目でのNPB初安打。一塁へ到達したバウアーは、盛り上がる三塁ベンチに向かって右手を突き上げた。
2020年にメジャーでサイ・ヤング賞を獲得した右腕は、6月に負けなしの4勝を挙げ月間MVPを獲得。この日は本職のピッチングでも阪神打線を3回までパーフェクトに抑えており、初見参となった聖地・甲子園で躍動している。