● フィリーズ 3 － 8 パドレス ○
＜現地時間7月14日　シチズンズ・バンク・パーク＞

　パドレスのダルビッシュ有投手（36）が14日（日本時間15日）、敵地でのフィリーズ戦に先発登板。6回5安打1失点と好投し6勝目（6敗）を挙げた。

　後半戦初戦を託されたダルビッシュ。初回は二死から内野安打に失策が重なり得点圏に走者を背負ったが、4番・ハーパーをカーブで空振り三振に仕留め無失点スタートを切った。味方打線が3点を先制した直後もキッチリ無失点。3回までに6奪三振を記録した。

　4回に二死から連続二塁打を許し1点を失ったが、5イニングを最少失点で乗り切り勝利投手の権利をゲット。6回94球、5安打1失点、9奪三振2四球の好投で救援陣にバトンを渡し、防御率は4.65となった。

　パドレス打線は3回、ダルビッシュとバッテリーを組んだ7番・サンチェスの8号ソロで先制すると、2番・タティスも17号2ランを左翼席へ運び3点目。6回以降も4番・マチャドが16号ソロ、3番・ソトは16号2ランを放ち、計4本塁打の一発攻勢で8点を奪った。パドレスは前半戦から3連勝とし、今季通算44勝47敗で借金3。ダルビッシュは6月9日（同10日）のロッキーズ戦以来となる35日ぶりの白星を手にした。