“3連続ストライク”も投球には悔い?
15日から17日に横浜スタジアムで行われるDeNA−広島戦は、ハマスタを光で彩るスペシャルイベント『BLUE☆LIGHT SERIES 2023〜SUMMER〜』を開催。その初日のゲストとして、指原莉乃さんがプロデュースするアイドルグループ≠ME(ノットイコールミー)が登場した。
まず12人のメンバーがマウンド付近に集まると、全員で決めポーズ。その後、メンバーを代表して冨田菜々風さんが「初めてグラウンドに立たせてもらっているんですけど、この雰囲気にすごくドキドキしています」と初々しく挨拶した。
試合前のセレモニアルピッチは神奈川県出身の蟹沢萌子さんと櫻井ももさん、さらには“あみだくじで選ばれた”という永田詩央里さんの3人が大役を務め、捕手の山本祐大に対し3人ともワンバウンドながらも打者・梶原昂希は空振り。計画通りの“3人連続ストライク投球”で、三振を奪うことに成功した。
イベント後の会見に登場した永田さんは「今日は一発目の投球をさせていただいたんですけど、すごく球場の雰囲気が温かくて、緊張しながらも楽しくできたんじゃないかなと思います」と笑顔。一方で、「一瞬で終わってしまったので、もう少し空気感を楽しめばよかったなと今になって思います」と若干の悔いもあるようだった。
続いて櫻井さんは「昔から馴染みのあるこの横浜スタジアムで、ベイスターズさんのユニフォームを着て投げることができて本当に光栄ですし、すごく緊張したんですけど、貴重な経験を絶対に覚えておくぞという気持ちで、一瞬一瞬を大事に投げさせてもらいました」と地元民らしく感謝していた。
最後に蟹沢さんは「今日は『BLUE☆LIGHT SERIES 2023〜SUMMER〜』に出演させていただけることが本当に嬉しくて、しかもセレモニアルピッチをさせていただけるというのが、投げる瞬間まで夢みたいだなと思っていたので、改めて感謝でいっぱいです」と喜びの表情。
ただし、自身の投球に関しては「練習ではバウンドしないで投げられたことがあったので、悔しいなという気持ちがある」と吐露しつつ、「今度は12人みんなでできたらいいな」とオールメンバーでのリベンジの機会を探り、笑いを誘っていた。
最後は「横浜スタジアムは指原さんが卒業のコンサートをされた場所でもあるので、指原さんからも選手の皆さんからも会場も皆さんからもパワーを頂いている気持ちで投げさせていただきました」とコメント。全員で大舞台を楽しみ、球場を盛り上げた。
取材・文=萩原孝弘