第44回日米大学野球選手権大会で2大会連続20回目の優勝を果たした侍ジャパン大学代表が15日に帰国し、羽田空港で優勝記者会見を行った。

　敵地での開催となった今大会は2勝2敗で第5戦を迎え、見事な逆転勝利で優勝に輝いた。米国開催での優勝は2007年以来、16年ぶりの快挙。大久保哲也監督は「チーム全員、アメリカでの優勝を合言葉にやってきましたので本当に嬉しい。その一言です」と感慨深げだった。

　今大会でMVPに輝いた青学大・下村海翔投手は「絶対優勝するぞとみんなで言っていた中での優勝だったので、本当に嬉しかった。与えられた役割で、しっかりと結果を残せたので、優勝に少しは貢献できたのかなと思う」とうなずいた。

　8月28日に東京ドームで開催される「侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表」がこのチームで戦う最後の試合となる。指揮官は「負けるわけにはいかない。ピッチャーにバチっと調整してもらってしっかり抑えたい」と話した。