○ ロッテ 9 － 7 楽天 ●
＜11回戦・ZOZOマリン＞

　楽天は3点リードの8回に一挙5点を失い大逆転負け。7月5日のオリックス戦から続いていた今季最長の連勝は「8」で止まった。

　好調な打線はこの日もつながった。1－2と1点を追いかける5回、一死から2番・小深田、3番・小郷の連打で一、三塁の好機を作ると、4番・浅村の右前適時打で追いついた。さらに、5番・岡島の右前適時打で一気に逆転。6番・阿部も中前適時打で続き、怒涛の5連打でロッテ先発・小島をノックアウトした。

　7番・伊藤裕もラッキーな内野安打で出塁し6連打を記録。そのあとロッテバッテリーの捕逸と暴投で労せず2点を加え一気に6－2とリードを広げた。7回は8番・辰己が6号ソロを右翼席は運び7点目。打線は計13安打7得点を記録した。

　先発の辛島は5回4失点も、打線の援護を受け今季2勝目の権利を持って降板。6回は2番手・渡辺翔がパーフェクト救援を見せた。しかし3点リードで迎えた8回、3番手の酒居が中犠飛を許し2点差に迫られると、二死一塁から連続四球を与え降板。二死満塁で火消しを託された安樂だったが、代打・角中に対しフルカウントから大暴投。押し出しとなる三塁走者に続き、スタートを切っていた二塁走者の生還も許し追いつかれた。

　なおも二死二、三塁とピンチは続き、1番・岡に中前に落ちる2点適時三塁打を浴び逆転となる2者が生還。楽天は8回だけで一挙5点を失い、3四球を与えるなど2/3回で3失点となった酒居に今季3敗目（2勝1セーブ）が記された。