京田陽太の守備に言及
DeNAは15日、本拠地での広島戦に1-2で敗戦。2位・3位の直接対決初戦を落とし、勝率の差で2位の座は守っているものの広島にゲーム差なしに迫られた。
DeNA・今永昇太と広島・大瀬良大地の投げ合いとなった一戦はDeNAが1点をリードして9回を迎える。DeNAはクローザーの山﨑康晃をマウンドに送ったが、一死から坂倉将吾に一発を浴びて試合を振り出しに戻されてしまう。
さらに二塁打でピンチを招いたところでエドウィン・エスコバーと交代となると、小園海斗はショートへのボテボテのゴロに打ち取るも詰まった当たりが災いして一塁はセーフ。リプレイ検証でも判定は覆らず内野安打となると、そこから一死満塁となって會澤翼に決勝点となる犠飛を許した。
15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、逆転の犠飛につながった小園の内野安打が話題に。ボテボテの打球は遊撃手・京田陽太の前でバウンドが変わり、ボールが跳ねたようにも見える。広島にとっては幸運、DeNAにとってはアンラッキーな結果となったのだが、ここで出演者からは元遊撃手で守備の名手・鳥谷氏に「内野安打で仕方がない打球だったか」という質問が飛んだ。
これに対して鳥谷氏は、遊撃手の京田が「下がりながら捕った」点に注目。「(ボールは)跳ねてはいるんですが、下がりながら捕っているので送球に持っていくまでに時間もかかってしまう。送球の強さもちょっと弱くなるんです」と自身の経験から解説する。
続けて、今回のプレーに関しては「しょうがないと言えばしょうがないんですけれど……」と京田をかばいながらも、「もうちょっと後ろから準備をしていけば、アウトにできたかもしれないですね」とアドバイスも送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』