○ ウエスタン・リーグ選抜 7 － 3 イースタン・リーグ選抜 ●
＜富山＞

　18日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター フレッシュオールスターゲーム ウエスタン・リーグ選抜－イースタン・リーグ選抜』で解説を務めた前田幸長氏が、阪神のドラフト1位・森下翔太について言及した。

　ウエスタン・リーグ選抜の4番で出場した森下は、0－0の初回一死一、二塁の第1打席、イースタン・リーグ選抜の先発・小園健太（DeNA）が1ボールから投じた2球目の外角145キロストレートを逆らわずに右中間を破る2点適時二塁打を放った。

　前田氏は「素晴らしい。コース的には外でストライクだと思うんですけど、左打者が引っ張ったような打球。凄い打球でしたよ」と興奮気味に話した。

　続く3－0の3回二死走者なし第2打席は、竹山日向（ヤクルト）が2ストライクから投じた3球目の146キロストレートをセンター前に弾き返しマルチ安打を達成。

　前田氏は「思いきりの良さもあるんですけど、コンタクト率も高そうですよね。器用な部分も持っていると見えますね。まっすぐ系統をベース盤で勝負するのは難しいバッターかなと思いますね」と分析した。

　森下は7回の第4打席に、センター前に適時打を放ち猛打賞を達成。3安打3打点の活躍でMVPを受賞した。前田氏も「打つ方も素晴らしかったですからね」と納得のMVPだった。

（ニッポン放送ショウアップナイター）