「打席の中で迷いを感じる」
19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した井端弘和氏と谷沢健一氏が後半戦の展望を語り、阪神優勝へのキーマンに佐藤輝明を挙げた。
今季はここまで74試合に出場し、打率.214、10本塁打、42打点と不振に苦しんだ。6月下旬には二軍落ちを経験するなど、苦悩の日々が続いている。
井端氏は佐藤について「本人も納得していない成績だと思います。打撃フォームも左肩が内側に入らないように、去年より開いて構えていたりと色々な工夫をしているんですけれど、インコースを攻められて詰まらされてしまい、なかなか成績が伸びてこないと思います。彼がやってもらわないと、なかなか首位で逃げ切るのは難しいかなと思います」と佐藤の奮起がチームの鍵を握っていると解説。
谷沢氏は「開幕直後よりかはタイミングの取り方が良くなっていると思います。足を上げてテイクバックを取る時に、体が捕手の方に流れていたんですけど、ここ最近はしっかりと体が真っすぐにタイミングが取れていて、投手の方に突っ込んで行くような感覚でバッティングできていると思います」とフォーム修正ができていると分析。
またMCで番組に出演した真中満氏は「タイミングが上手く取れていないせいか、打席の中で迷いを感じます。もう少し打つ球種を決めて思い切りスイングしてほしいと思うんですけれど、結果が出てくるとまた自信も出てきて変わってくると思うので、頑張ってほしいですね」と語り、3年目24歳主砲の後半戦の活躍に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』