テンポ良く無四球、15打者連続アウト記録も…
ツインズの前田健太投手(35)が19日(日本時間20日)、敵地でのマリナーズ戦に先発登板。小気味の良い投球で勝利投手の権利を持って降板したが、救援投手が同点2ランを浴び今季3勝目はお預けとなった。
3回3失点で降板した14日(同15日)のアスレチックス戦から中4日で登板した前田。その立ち上がり、先頭のクロフォードにいきなり中前打を許したが、3番・ケレニックを三ゴロ併殺に仕留めるなど無失点スタートを切った。
2回以降はストライク先行の投球でテンポ良くアウトを量産。1回途中から15打者連続アウトを記録し勝利投手の権利を得た。3点リードの6回にソロ本塁打を浴びたが、6回まで最少失点。2点リードの7回は一死からケレニックに左前打を許し降板となった。
しかし、一死一塁でリリーフした右腕のジャックスが、4番・スアレスに痛恨の2ラン被弾。同点に追いつかれ、前田の白星権利は消滅した。前田は6回1/3で80球、3安打2失点、9奪三振無四球の登板結果。防御率は5.10となった。