ニュース 2023.07.20. 14:29

昨季覇者のENEOSが敗退 度会「最後あの場面で自分が打っていれば」

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ENEOS・度会(撮影=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
【第94回都市対抗野球大会・2回戦】
○ トヨタ自動車(豊田市) 3 - 1 ENEOS(横浜市) ●
(20日・東京ドーム)

昨年覇者ENEOSがトヨタ自動車に1-3で敗れ、2回戦で姿を消した。

プロ注目のENEOS度会隆輝は4打数0安打と相手投手陣の前に沈黙。第4打席は9回二死一塁と、一発出れば同点の場面で回ってきたが、一ゴロに倒れ最後の打者となった。

試合後度会は「力不足というか、最後あの場面で自分が打っていれば同点で試合も続いてましたし、不甲斐ないと言いますか、悔しい気持ちです」と目を真っ赤にしながら言葉を絞り出した。

 昨年、チームを9年ぶりの都市対抗野球優勝に導き、橋戸賞・打撃賞・若獅子賞の3冠王に輝いた。連覇をかけ、満を持して臨んだ今大会。「去年優勝できて、皆さんから応援して貰える量は去年よりも大きかったですし、その中で応援をプレッシャーに変えるんじゃなくて、力に変えるっていう風にずっと言っていたんですけど、それが力みにつながって結果出せなかったっていうのは、あれだけ熱い応援してくれた皆さんに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と悔しがった。

 今秋行われるドラフト会議の上位候補として名前が挙がる度会だが、「応援してくれてる皆さんの期待に応えられるような、大事なところで1本打てるような選手になりたいと思います」と今後の野球人生に向けて意気込みを語り、前を向いた。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
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