ニュース 2023.07.21. 19:58

JR東日本4番・山内慧、ここまで今大会打率.714 ドラフト解禁イヤーも「先の事は考えず目の前の試合だけ」

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JR東日本・山内慧(ニッポン放送ショウアップナイター)
○ JR東日本(東京都) 4 - 3 パナソニック(門真市) ●

終盤に打線が繋がったJR東日本が、パナソニックを下し2年連続のベスト8進出を決めた。

3点ビハインドで迎えた7回裏、JR東日本・6番下川知弥に3点本塁打が飛び出し追いつくと、相手のミスで勝ち越しに成功。8回と9回を左腕の西居建陽が無失点に抑え勝ち切った。

その中で4打数3安打の活躍を見せた4番の山内慧は、「自分の持ち味は長打なんですけど、今日はリードされている展開だったので、大きいのは狙わずに低い打球を。それが良い結果に繋がりました」と繋ぎの打撃でチームの勝利に貢献した。

 昨年の都市対抗野球ではルーキーながら12打数5安打で打率.417をマークし、若獅子賞を獲得。今大会初戦も2安打を放ち、通算7打数5安打打率.714と快音を響かせているが、「5安打もしてる事、全然気付かなかったです」と笑顔を見せた。

 社会人2年目となった今年はドラフト指名も解禁されるが、「今はもう目の前の試合だけ。余計な事や先々の事は考えていないです」と目の前の戦いに集中する。

 「去年はベスト8でやられたので、何とか去年より良い成績を残せる様に。最終的には決勝まで行って、黒獅子旗獲得に向けて貢献したいと思います」と頂点に向け、強い決意を口にした。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
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