○ レイズ 3 - 0 オリオールズ ●
<現地時間7月21日 トロピカーナ・フィールド>
アスレチックスからオリオールズへ移籍した藤浪晋太郎投手(29)が21日(日本時間22日)、敵地でのレイズ戦で移籍後初登板。先頭打者にいきなりソロ本塁打を浴び、新天地デビュー戦は1回1安打1失点の結果だった。
藤浪は0-2と2点ビハインドで迎えた7回に2番手として登板。その初球、99.4マイル(約160キロ)の直球を、先頭の8番・シリに左翼席へ叩き込まれた。
それでも、9番・ベタンコートは三ゴロ、1番・ディアスは遊ゴロに退け、最後は2番・フランコを94マイル(約151キロ)のスプリットで空振り三振。後続3人はピシャリと抑え、1回12球、1安打1失点、1三振無四球に内容で今季通算の防御率は8.58となった。
藤浪は昨オフ、ポスティングシステムを利用し阪神からアスレチックスに移籍。入団当初は先発ローテ要員として期待されたが、制球に苦しみ打ち込まれる試合が続いた。救援に配置転向後もしばらくは防御率10点台越えが続くなど不安定だったが、6月に入ると徐々に安定。7月は18日(同19日)まで月間防御率2.25を記録し、19日(同20日)にマイナー投手と1対1の交換トレードでオリオールズへの移籍が発表された。