広島・森下暢仁 (C) Kyodo News

◆ またもや“自援護”で勝利を手繰り寄せる

 広島は22日、本拠地での中日戦に5-3で勝利。オールスター前からの連勝を「6」に伸ばし、貯金を大台の10に乗せることに成功した。

 先発した森下暢仁は2回に石川昂弥にソロを被弾したものの、直後に味方が2点を挙げて逆転。5回に龍空の犠飛で2-2と追いつかれるが、終盤まで粘り強い投球を展開していく。

 同点のまま迎えた7回裏は先頭で打席が巡ってきたが、まだ投球数が82球だったこともあってそのまま打席へ。すると、勝野昌慶の低めのフォークを左翼線に運ぶ見事な打撃を見せて二塁打で出塁。犠打で三塁に進んだ後、野間峻祥の適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。

 投手の一打で火が付いた赤ヘル打線は、さらに二死満塁のチャンスを作ってマット・デビッドソンが2点適時打。森下に計3点をプレゼントした。

 8回表のマウンドに登った右腕は岡林勇希に適時打を許すものの、8回を投げきって6安打・6奪三振で3失点(自責は2)という投球内容。今季6勝目を掴んだ。

 22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した平松政次氏は「リストを効かせてうまく打ちますよね」とまず打撃技術の高さに言及。斎藤雅樹氏も「いつも投打で活躍を見ている気がしますよね」と投打両面での躍動ぶりを称えた。

 また、斎藤氏はピッチングについても「いつも7回、8回まで点数を取られてもしぶとく投げてくれる。ピッチングコーチからすると一番良いピッチャーですよ」とし、コーチとしては“いてくれると助かる”存在であることも強調する。

 森下の“二刀流”の活躍もあって、首位・阪神とゲーム差なしに接近した広島。セ・リーグをかき回す存在として、今一番勢いに乗るチームから目が離せない。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

この記事を書いたのは

萩原孝弘

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