● エンゼルス 0 － 3 パイレーツ ○
＜現地時間7月22日　エンゼル・スタジアム＞

　エンゼルスの大谷翔平選手（29）が22日（日本時間23日）、本拠地でのパイレーツ戦に「2番・指名打者」でフル出場。4打数無安打3三振に倒れ、チームは完封負けを喫し連勝は「4」で止まった。

　一死無走者だった初回の第1打席、フルカウントからパドレスの先発左腕・ボルッキーが投じた外角低めのスライダーを自信を持って見送るも、判定はストライク。見逃し三振に倒れ、大谷は不満の表情を浮かべながらベンチに戻った。二死一塁だった3回の第2打席は、2番手右腕・ビドと対戦し空振り三振。ベンチに戻ると、ヘルメットを収納棚に何度も叩きつけ自身への怒りを露わにした。

　2点を追う5回の第3打席は3番手左腕・ヘルナンデスと対戦。初球の高めに浮いたスライダーを振り抜いたが、やや詰まらせらたライナーは中堅手がダイレクトで捕球した。8回の第4打席は4番手右腕・モジンスキと対戦し空振り三振。この日は4打数無安打3三振とパイレーツの若き投手陣に抑え込まれ、打率は.302となった。

　エンゼルスは0－0で迎えた4回、無死満塁の絶好機を作るも、6番・タイスの痛烈なライナーは二塁手正面。この打球で二走・ウォードが戻り切れず、併殺で好機を逸した。3点を追う9回も一死満塁としたが、最後は8番・キャベジが投ゴロ併殺に倒れ試合終了。最後まで得点を奪えず、5回2失点のデトマーズは7敗目（2勝）を喫した。