ニュース 2023.07.23. 19:25

青学大・中島大輔主将が2季連続ベストナイン受賞 大学4冠へ「チャレンジャー精神を忘れずに」

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青学大・中島大輔主将(下段中央)[写真=灰原万由]
 東都大学野球春季リーグ戦の個人タイトル表彰式が23日、都内のホテルで開催された。戦国東都を制し、大学選手権では18年ぶり5度目の日本一に輝いた青学大からは中島大輔主将(4年・龍谷大平安)ら6選手が出席。昨秋に続いて2度目のベストナインに輝いた中島は「改めて優勝したんだなと実感しましたし、個人としても表彰していただくことができて光栄です」と喜びを語った。

 第44回日米大学野球選手権大会で2大会連続20回目の優勝を果たした侍ジャパン大学代表でも主将を務め、優勝に大きく貢献した中島だが、実は個人として狙っていたタイトルは他にもあった。「首位打者を取りたいということはずっと言ってきているんですけど、まだ達成できていないので秋は狙っていきたい」。また、龍谷大平安高からの後輩・西川史礁外野手(3年)がMVPに選出されたことを受け、「同じチームとして誇らしい反面、悔しさもある。MVPも狙っていきたいです」とラストシーズンへの目標を掲げた。

 青学大は今春、開幕戦黒星スタートとなったが、その後は無傷の10連勝。17年ぶり13度目のリーグ優勝を果たすと、その勢いのまま大学選手権では日本一に輝いた。次に目指すはリーグ3度目、同大初となる大学4冠。「追われる立場は初めてですけど、僕らは王者ではなくてあくまでもチャレンジャーだと思う。まだまだ上があると思うので、チャレンジャー精神を忘れずにやっていきたい」。初心を忘れることなく、ラストシーズンも頂点だけを目指す。

取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
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