同点の好機で痛すぎる走塁ミス
中日は広島との2連戦を落とし3連敗。リーグ最速の50敗に到達した。
2点を追う7回。二死一・三塁で西武からトレード移籍した代打・川越誠司が、広島の先発・大瀬良大地から、左前への適時打を放ち、1点差に詰め寄ったが、一走者の村松開人が二塁ベースをオーバーランし、慌てて帰塁するもタッチアウト。立浪監督はリクエストを要求したが、判定は覆らず、痛恨の走塁ミスで同点の絶好機を逸した。
23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した坂口智隆氏は「川越選手の初打席でタイムリーが出て1点差になって勢いがついたところでこの走塁ミスですよね。ツーアウトでまた得点圏で次の打者に回したかったんですが(反撃の)勢いを止めてしまう形になりましたね」と振り返り、「これは目の前で起きているプレーですから、ここで無理する場面だったのか。無理する場面といってもツーアウトなので、ワンアウトであればって(次の塁)というところなんでしょうけども……。ここは本当に無理する必要もないですし、行ってはいけない場面だったと思うんですよね。クロスプレーになるんだったら止まらないといけないですよね」と苦言を呈した。
また、移籍後初打席で初安打デビューを果たした川越については「初打席でタイムリーですからね。本人にとってもチームにとってももちろんですけど本当に大きい戦力ですね」と今後への期待を語った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』