○ 阪神 4 － 2 巨人 ●
＜12回戦・甲子園＞

　阪神の大山悠輔が25日の巨人戦で、これぞ4番という仕事をした。

　1－2の6回一死一塁の第3打席、先発・菅野智之が2ボール2ストライクから投じた6球目の低めのボール気味のフォークをレフトスタンドに放り込む第11号逆転2ラン。

　MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『阪神－巨人戦』で解説を務めた金村義明氏は、「これはうまく打ちましたね。菅野は失投じゃないですよ。落ちるボールをヘッドを返さずに左手一本でそのまま持っていきましたよね。かなりの技術ですね。見逃せば完全なボールなんですけどね。テニスのバックハンドで打ったような感じでしたよね。本当の4番のホームランでしたよね」と興奮気味に話した。

　大山は3－2の7回二死一、三塁の第4打席には、三上朋也が1ボール1ストライクから投じた3球目の142キロストレートをレフト前に貴重な追加点となる適時打を放った。

（提供＝MBSベースボールパーク）