◆ 上位打線だけで7安打4打点を記録

 阪神が巨人の菅野智之を攻略し、4−2の逆転勝ち。伝統の一戦のカード初戦を取り、首位の座をキープすることに成功した。

 この日は上位打線の活躍が目立った。1回、巨人先発の菅野智之に対し、先頭の近本光司が24打席ぶりのヒットで出塁すると、中野拓夢の犠打、大山悠輔の四球で二死一・二塁のチャンスの場面で、佐藤輝明がライト線にタイムリーツーベースを運び1点を先制。阪神の先発・西純矢が4回5回と1点づつ失点し逆転を許すも、6回1死から森下翔太が一・二塁間を抜くヒットで塁に出ると、続く大山が低めのフォークを掬い、レフトスタンドへ叩き込む11号2ランで逆転。7回にも1死から近本と中野の連続四球などで二死一・三塁のチャンスで、再び大山がレフトへタイムリー放ち、4−2と突き放した。

 8回は加治屋蓮、9回は岩崎優がしっかりと抑え、故・横田慎太郎氏の追悼試合を白星で飾った。

 25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた谷繁元信氏は「阪神打線のカギだと思っているのが、“1番2番4番5番”なんですよ」と持論を述べると「近本が帰ってきましたよね。そして今日は佐藤が先制点、大山が逆転打」とこの日は理想の得点ができたと分析。

「阪神は前半、この4人が打線を引っ張っていたじゃないですか。そして近本が抜けたり佐藤が落ちたりで状態が悪くなったけど、ここにきて揃い始めましたね」と首位をひた走っていた頃のラインナップになってきたと言及すると、同じく解説として出演した松中信彦氏も「夏場は打線が引っ張っていかなくれはいけない中で(主要メンバーが)復調してくると、しっかり上位打線で点数が取れやすくなるので、いい傾向ではないかな。1、2番はしっかりしているので、4、5番が打つと打線が活発になってくるし、勢いが出てきますよね」と同調していた。

 もう一人の解説者・齊藤明雄氏は「4番5番は日によって抑えられたりすると思うんですけど、近本選手が戻ってきたので打線は勢い付く感じがしますよね」と切り込み隊長の復帰が好影響をもたらすと解説した。

 この日は1~5番だけで7安打4打点を記録したことで勝利した阪神。あすもこの調子を維持できるのかにも注目していきたい。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

この記事を書いたのは

萩原孝弘

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