○ 日本ハム 4 － 0 オリックス ●
＜14回戦・エスコンF＞

　首位のオリックスは今季8度目の完封負け。この日も打線が振るわず今季4度目の3連敗を喫し、4回途中5安打4失点の先発・山下は3敗目（8勝）を喫した。

　後半戦初登板となった先発の山下は初回、二死からバックの失策などで満塁のピンチを招くと、6番・ハンソンの打席でプロ入りの初ボークを犯し先制点を献上。4回は連打と四球などで一死満塁とし、8番・伏見の遊ゴロの間に2点目を失った。続く五十幡には2点適時打を左前へ運ばれ4失点目。その後、四球と死球を与えたところで中嶋監督が交代を告げ、プロ入り最短となる3回2/3でマウンドを降りた。

　反撃したい打線だったが、苦手の上沢を打ち崩せずゼロ行進。6回と7回は複数走者を塁上に置いたが、好機での一本が出なかった。

　完封負けは25日のソフトバンク戦（京セラD大阪）以来、2試合ぶり今季8度目。この3連敗中は計1得点と打線がつながりを欠き、山本、宮城、山下とリーグ屈指の3投手を擁しながら、痛恨の3連敗を喫してしまった。