守護神がまさかの2者連続被弾
ロッテは日本ハムに逆転負けを喫し、カード初戦を落とした。
守護神・益田直也が1点リードの9回から登板。先頭の4番・万波中正に右中間へ同点ソロを被弾。さらに続くマルティネスにもバックスクリーン右へソロを浴び、2者連続被弾を喫した。1点ビハインドとなった9回。二死二・三塁と得点圏に走者を進めたが、5番・山口航輝が3球三振に倒れてゲームセット。
1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した達川光男氏は2者連続被弾したロッテバッテリー(益田&柿沼友哉)について「セオリーだとアウトコース低めが一番長打の可能性が低いところなんですが、最近は逆方向に簡単にホームランを打てるパワーのあるバッターも多いので…」とリードについて言及すると、番組MCの谷繁元信氏も「まあ、最終的にはアウトコース低めでいいと思うんですけど、そこにいくまでに必要なボールというのが(今は)少ないような気がします」と、配球に疑問を呈した。
達川氏は「田中正義も(9回裏、二死二・三塁で)逆球になってインサイドにいって抑えたわけですけど、やっぱりインサイドがホームランできないバッターはインサイドでいいんじゃないかと思いますよ。それぞれのバッターのホームランゾーンというのを考えたほうがいいというか、万波は外のコースは強いのでインサイドは詰まると思うんですよ。(ホームランを打たれたコースは)一番手が伸びるところなので」とセオリーにとらわれず打者に応じてリードする必要性を説いた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』