ドラ5ルーキーが2試合連続のマルチ安打
日本ハムは3日、敵地でのロッテ戦に5-7で敗戦。同一カード3連勝とはならなかった。
連勝はストップしたものの、この日は新庄剛志監督が就任して以降はじめてとなる「2試合連続の同一打順」で試合に臨んだことが話題に。2日の試合からの変更点は一塁を守ったアリエル・マルティネスが指名打者に、指名打者だった野村佑希が一塁に入れ替わったのみで、指揮官もかねてから予告していた打順の固定化が実現した。
中でも3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣は、新戦力として存在感を放っているドラフト5位ルーキー・奈良間大己に熱視線を送った。
2日の試合でも右に左に2本の安打を放った23歳は、同じ「7番・遊撃」でスタメン出場した3日も2回の第1打席でレフトへの安打を放ち、7回無死一・二塁の第3打席でもレフトに運ぶ安打。一挙3得点の攻撃を呼び込んだ。
番組に出演した笘篠賢治氏は新庄政権となって初めて同じスタメンが2試合続いたという点について「いま初めて聞いて驚きました」としつつ、7番に入る奈良間については「打線のつながりを考えた時に、前後も含めた流れを決めやすいのかなと。基本的に連勝している時は打順をいじりたくないという考えもあると思いますが」とコメント。
一方で、同じく番組に出演した平松政次氏は「あまり固定することにこだわる必要もないと思う」とし、「奈良間に1番や2番を任せてみて、その時にどうなるかというのを見るというのも」と提案。4日からはホームに戻ってソフトバンクとの3連戦、まずはスターティングラインナップがどうなるか注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』