◆ 「一発勝負の時に素直なスイングをする」
阪神は6日、敵地でのDeNA戦に3-2で勝利。「5番・三塁」でスタメン出場した佐藤輝明が決勝打を放ち、今季3度目のDeNAにカード3連勝を決めた。
1-0の阪神リードで迎えた6回、二塁打と犠打に四球などで作った二死一・三塁の場面で佐藤が打席に立つと、相手先発・石田健大が3球目に投じた143キロの速球を鮮やかにはじき返し、左中間を破る適時二塁打を放つ。一塁走者の大山悠輔も激走し本塁に生還し、2点の追加点をチームにもたらした。
その後は1点差まで詰め寄られたものの、4投手の継投でDeNA打線をシャットアウト。最終回には岩崎優が2年連続となる20セーブ目を挙げ、2位・広島とのゲーム差を「2.5」に広げた。
接戦をものにする殊勲打を放った佐藤に対し、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した大矢明彦氏は「キャッチャー泣かせですよね」と称賛。
続けて「まったくボールにタイミングの合わない空振りをするかと思えば、一発勝負の時にこうやって素直に打つんですよね。打率が低いわりに打点が高いのもそういう所があるのかもしれない。この2点が勝ち越し点になって逃げ切りに成功したので、そういう意味では良い働きをする5番バッターですね」と若干のムラッ気を指摘しつつも勝敗を左右する局面での無類の勝負強さに舌を巻いた。
一時期は2軍に落ちていたものの、夏場に入り再び快音が戻ってきた佐藤。2005年以来18年ぶりの“アレ”に向けて、豪快なスイングでチームを引っ張る姿に今後も期待していきたい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』