ガーディアンズ戦で7回1失点と好投したブルージェイズの菊池雄星

○ ガーディアンズ 1 - 0 ブルージェイズ ●
<現地時間8月8日 プログレッシブ・フィールド>

 ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が8日(日本時間9日)、敵地でのガーディアンズ戦に先発登板。7回3安打1失点と好投したが、打線の援護なく4敗目(9勝)を喫した。

 メジャー5年目で初の2ケタ勝利を目指す菊池。2回に5番・ラウレアーノに先制の適時二塁打を左翼線へ運ばれたが、なおも無死二塁のピンチは無失点で切り抜けた。4回からは3イニング連続3者凡退をマークし、同じく好投するガーディアンズの新人右腕・ビビーと白熱の投手戦を展開。7回は5イニングぶりに得点圏に走者を背負ったが、最後は7番・アーライアズを空振り三振に仕留めゼロを刻んだ。

 しかし、この日は自慢の味方打線が不発。3回は一死から満塁の好機を作ったが、4番・スプリンガー、続くバーショが連続三振に倒れた。ブルージェイズは9安打を記録しながら、最後まで得点を奪えず今季6度目の完封負け。連勝は「4」で止まった。

 菊池は7回95球、3安打1失点、6奪三振1四球と好投するも、打線の援護なく渡米後初の2ケタ勝利はお預け。それでも、3試合連続でクオリティ・スタート(6回以上、自責点3以下)を達成し、防御率は3.53に良化した。

もっと読む