2023.08.10 18:00 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 3 | 終了 | 1 | オリックス・バファローズ |
ZOZOマリン |
先輩からは「増えていくものを追いかける」べし
オリックスの頓宮裕真は10日、敵地でのロッテ戦に「5番・一塁」でスタメン出場。3打数2安打を放ち、打率.326でリーディングヒッターの座をキープしている。
この日も初回一死走者なしの第1打席で、ロッテ先発・種市篤暉が投じたインコースへの真っすぐを詰まりながらもセンター前に運んで出塁。第2打席は四球で歩き、第3打席では併殺打に倒れたものの、3点を追う9回の第4打席ではクローザーの益田直也からレフトへの安打を放ち、反撃のホームを踏んだ、
試合は1-3で敗れたが、頓宮は3打数2安打と2戦連続のマルチ安打で打率は.326まで上昇。リーグの打撃成績を見ても2位は柳田悠岐の.307だから、後続に2分近くの差をつける独走状態となっている。
好調をキープしている頓宮について、10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の坂口智隆氏は「安打の打ち方を覚えたと思いますね。7月に調子を落とした時期もありましたけど、状態が戻ってくると良い時期が長く続きますよね。打てるコツを完全に掴んでるように思います」と分析する。
また、首位打者獲得の可能性についても「私が現役の時は、打率より安打数を計算しろと言われていました。上下する数字よりも、増えていくものを追いかけていった方が良いと指導されてましたね」と語り、古巣の後輩にアドバイスを送った。
首位を快走するオリックスの中心として打撃好調をキープしている背番号44は、その打棒でチームを3連覇へ導くことができるか。8月・9月戦線も強打の頓宮に期待していきたい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』