2023.08.10 18:00 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 3 | 終了 | 1 | オリックス・バファローズ |
ZOZOマリン |
チームの救世主になれるか
ロッテのマイク・ブロッソーが10日、本拠地でのオリックス戦で来日初本塁打となる決勝の2ラン。3タテ阻止の勝利に貢献した。
「3番・三塁」でスタメン出場した新助っ人は、両チーム無得点で迎えた3回裏二死一塁の場面で、フルカウントからオリックス先発ジェイコブ・ワゲスパックの146キロストレートを左翼席へ運んだ。貴重な先制の2ランは、8月1日の初出場から33打席目で待望の1号となった。
この試合で4打数2安打を放ったブロッソーは、ここまで33打数10安打で打率.303の好成績。また、三塁守備でも軽快な動きを見せるなど、早くも日本の野球に順応しているようにみえる。
来日初アーチを放ったブロッソーについて、10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の坂口智隆氏は「コンパクトにスイングをする、リストの強い選手だなという印象があります。外国人選手ですけど、コンパクトという言葉が似合うバッティングをしていますよね」とブロッソーの印象についてコメント。
また、同番組に出演した解説者の野村弘樹氏は「ブロッソーが調子を上げてきてたくさん打ち出すと、ロッテはおもしろくなってきますよ」と活躍に期待感を募らせた。
8月に入り、3勝6敗と苦しい試合が続いているロッテ。首位・オリックスとも6ゲームの差をつけられているなか、ブロッソーが救世主としてチームを優勝へ導くことができるのか。メジャー通算26本塁打を誇る助っ人の活躍を期待したいところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』