○ 中日 2x － 1 広島 ●
＜18回戦・バンテリンドーム＞

　広島は引き分けを挟み今季初の6連敗。最大14あった貯金は8となった。

　5月5日の阪神戦（マツダ）以来の先発となった遠藤は、7回4安打無失点と好投。しかし、この日は援護なく勝利投手の権利は得られなかった。打線は中日先発・柳の前に9回まで1本のヒットも打てずゼロ行進。それでも、遠藤のあとを受けた2番手・栗林、3番手・島内も中日打線に得点を許さず、試合は0－0のまま延長戦に入った。

　広島打線は延長10回、中日の守護神・マルティネスに対し、二死から6番・堂林が値千金の一撃。3球目のスライダーを捉えた打球は左中間席へ飛び込む先制の6号ソロとなった。これがこの試合チーム初安打。同時に継投でのノーヒットノーラン敗戦を免れた。

　しかし1点リードで迎えた10回裏、抑えの矢崎が先頭の石川昂に同点ソロを左翼席へ運ばれると、続く宇佐見にも右越えソロを浴び逆転サヨナラ負け。連敗は今季ワーストの「6」に伸び、矢崎は今季初黒星（4勝21セーブ）を喫した。