2023.08.15 18:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 3 | 終了 | 9 | 横浜DeNAベイスターズ |
神宮 |
「6日の試合で代打を出され…」
DeNAは15日、ヤクルトとの試合(神宮)に9-3で勝利。「1番・左翼」でスタメン出場の佐野恵太が3安打、さらには自身約3カ月振りの本塁打を放ちチームの快勝に貢献した。
昨季は最多安打のタイトルを獲得した好打者だが、今季は本来の力を発揮できず、6日の阪神戦(横浜)では、7回一死・二・三塁の絶好機に代打を送られベンチで涙を見せる場面もあった。
そんなここまでの鬱憤を晴らすかのように、この試合の第2打席でヤクルト先発・小澤怜史が投じた直球を完璧に捉え打球はそのまま右翼席へ。5月18日の広島戦(横浜)以来、自身約3か月振りの一発を放った。
第3打席、第5打席でも安打を重ねた佐野は4打数3安打1四球と大活躍。チームも13安打9得点の猛攻で快勝し連敗を「2」でストップさせた。
佐野の活躍について、15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の坂口智隆氏は「3カ月もホームランを打ってないとは少し驚きました。もともと打球を引っ張ることができる選手。この試合では思い切り引っ張るタイミングでスイングができていたので、自分のミートポイントに合っていましたし、それが良かったのかなと思いますね」と持ち味の引っ張りが出来ていたと分析。
また同番組に出演した解説者の笘篠賢治氏は「6日の試合で代打を出されましたよね。あの時、相当本人は悔しかったと思いますし、その悔しさをバネに頑張っていると思いますね」と涙を流したあの悔しさが活躍に繋がっているとコメントした。
逆転優勝へ向け、主将の復調は必要不可欠であろう。悔し涙を流した安打製造機の今後の巻き返しに期待したいところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』