2023.08.16 18:00 | ||||
埼玉西武ライオンズ | 4 | 終了 | 1 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
ベルーナドーム |
7月2日以来のスタメンで復調の兆し
楽天の島内宏明が16日の西武戦で、6月30日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来の5号本塁打を放ち復調の兆しを見せた。
7月2日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来のスタメン出場となった島内は、2打席凡退で迎えた7回の第3打席、西武・先発の今井達也が投じた高め150キロのストレートを完璧に弾き返し、打球はライトスタンド中段に突き刺さる5号本塁打に。
この本塁打は6月30日のロッテ戦でペルドモから放った以来の一発となり、自身約1カ月半ぶりのスタメン起用に応える一打となった。
久々の一発を放った島内について、16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の齊藤明雄氏は「今季は開幕からなかなか調子が上がらず、どうしたのかなと思っていましたけど、一度ファームに落ちてしっかりと練習をして、打撃フォームを固めてきたのかなと思いますね」とコメント。
また同番組に出演した解説者の江本孟紀氏は「少し打ち方が変わった感じがしていて、バットのヘッドが下がっているように見えますね。良い時はもっとヘッドが走っていてスイングスピードも速かったように思うので、修正を加えてこれからだんだんと調子を上げていってほしいですね」と島内の打撃フォームを分析。
最後に番組MCを務めた真中満は「島内の調子が戻ってくると打線も活気づくと思うので頑張って欲しいですね」と復調に期待を込めた。
昨季は最多安打のタイトル獲得や自身初のベストナイン選出など充実のシーズンを過ごし、今季も打線の中心として期待されていたベテランだが、ここまで打率1割台と苦しい状態が続いている。2軍落ちも経験し、巻き返しを図る背番号35は、この試合での豪快な一発により目覚めることができるのか。巧みなバットコントロールで安打を量産する姿に期待していきたいところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』