● タイガース 6 - 7 カブス ○
<現地時間8月21日 コメリカ・パーク>
カブスの鈴木誠也外野手(29)が21日(日本時間22日)、敵地でのタイガース戦に「6番・右翼」で先発出場。2試合連発の13号ソロを放つなど4打数2安打1打点をマークし、チームの3連勝に貢献した。
タイガースの先発右腕・ファエードと対戦し、一死一塁だった2回の第1打席は2ストライク後のスライダーを左前へ弾き返し4試合連続安打。チーム初安打で好機を演出すると、そのあと三塁へ進みファエードの暴投で2点目のホームを踏んだ。
3点リードで迎えた4回の第2打席は、一死無走者でファエードの1ボール後のスライダーをフルスイング。左翼後方へ角度よく舞い上がった飛球は、速度101.5マイル(約163キロ)、飛距離403フィート(約123メートル)の13号ソロとなった。12号ソロを放った20日(21日)のロイヤルズ戦に続き2戦連発。マルチ安打は3試合ぶりとなった。
6回の第3打席は三ゴロ、8回の第4打席は遊失で4打数2安打、1打点2得点の打撃結果。8月は月間打率.317と好調を維持し、今季通算の打率は.259、OPSは.756となった。
カブスは試合終盤に救援陣が失点を重ねるも、敵地での接戦を制し3連勝で貯金6。この日はジャイアンツが敗れたため、ポストシーズン進出圏内のワイルドカード(WC)2位に浮上した。