松中氏も「腕の振りが良かった」
巨人は24日、本拠地でのヤクルト戦に5-3で勝利。先発した赤星優志は3カ月ぶりの登板で7回無失点の好投を見せ、待望の今季初勝利を手にした。
5月23日・DeNA戦以来の一軍登板となった右腕は初回に一死一・二塁のピンチを招くも、4番の村上宗隆を二ゴロ併殺に斬って無失点。2回以降は危なげなくアウトを積み重ねた。
1-0で迎えた6回表には無死一・二塁の大ピンチを迎えたが、ホセ・オスナを三邪飛、村上を空振り三振に仕留め、最後はドミンゴ・サンタナを左飛に斬って最大のピンチを脱出。6回裏の一挙4得点を呼び込んだ。
赤星は7回・116球の熱投で被安打3、8奪三振で無失点の好投。リリーフ陣が失点して5-3まで詰め寄られるもリードは守り抜き、2年目右腕に347日ぶりとなるプロ6勝目がついた。
24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した井端弘和氏は「素晴らしかったですね。なかなか勝ちに恵まれなかった中で故障もあったんですが、粘り強く投げた」と一軍の舞台に戻って奮闘を見せた右腕を称え、「この日はストレートが非常に走っていた。次回以降もこの投球を続けてくれればどんどん勝てるのではないかなと思いました」と期待を寄せた。
同じく番組に出演した松中信彦氏も「腕の振りが良かったですね。腕を振ることによって真っすぐにもキレがあったと思いますし、変化球も活きてくる。良いピッチングだった」と称賛。
Aクラス死守と上位追撃に向けて、楽しみなピースが一軍の先発陣に加わった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』