2023.08.27 14:00 | ||||
中日ドラゴンズ | 2 | 終了 | 1 | 横浜DeNAベイスターズ |
バンテリンドーム |
中日3連戦の成績は16打数8安打3打点!
DeNAは27日、敵地での中日戦に1-2で敗戦。初回に先制する幸先の良いスタートを切るもその後は中日投手陣の前に無得点に封じ込まれ、最後は延長12回に森原康平が崩れた。
3連勝とはいかなかったDeNAだが、中日とのビジター3連戦で大きく気を吐いたのが主将の佐野恵太だ。25日(金)のカード初戦では5打数4安打1打点の活躍を見せると、続く26日(土)では延長12回に放った決勝打を含む6打数3安打1打点と連夜で猛打賞を達成。
迎えたこの日は3日連続で猛打賞とはならなかったものの、初回一死三塁で迎えた打席で柳裕也から先制打を放ち、チームに唯一の得点をもたらした。
カード打率.500(16-8)を記録する暴れっぷりを見せつけた佐野については、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で番組MCを務めた岩本勉氏も「負けてはしまいました。が、キャプテンの佐野がこの3連戦でグッと調子を上げているように見えます」と話題に。
出演した球団OBの平松政次氏は「もちろん佐野はね、ヒットを打てるミートの良いバッターなのでね。長打もある」と古巣の後輩の実力を評価すると、続けて「今年は少し調子が悪いですけれども、キャプテンがもっと頑張れば阪神・広島を追っていける」と佐野の復調がチームの上位進出に繋がるという見方を示した。
同じく出演した江本孟紀氏も「結局佐野ありきだからね、この打線は」とDeNA打線の中で佐野が持つ影響力を評すと「今年はずっと調子が上がらなかったですけど、ここから上げて欲しい」と語り、悩める主将の本領発揮へエールを送った。
佐野は昨季最多安打にベストナインのタイトルを獲得し優勝へ向け満を持して今季に臨んだものの、開幕から調子が上がらず、一時はチャンスで代打を送られるなどの悔しさも味わってきた。
久々の大暴れは、不振を乗り越えチームを上位進出へ導くきっかけとなったか。最終盤での佐野の復活に期待したい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』