23日に放送された『ショウアップナイタープレイボール』に江本孟紀氏が出演し、“ショウアップナイター解説者が語る優勝の舞台ウラ”というコーナーで1973年の阪急とのプレーオフについて語った。
パ・リーグは1973年からプレーオフを導入。同年南海が前期優勝し、後期優勝した阪急と日本シリーズ進出をかけてプレーオフを戦った。南海は後期、阪急に1引き分け12敗と1勝もできなかった。
江本氏は「野村さんはゲーム前にミーティングで1、3、5と行くと、“江本お前が当然阪急も先発だと思っているだろうけど、それを代えると。1、3、5全部いけ”と言って先発を1戦目に外れたんですよ。あの当初の野村さんはその後は別としても、私は大変信頼されていました(笑)」と、第1戦リリーフ登板し南海が勝利すると、江本氏の登板のなかった第2戦に敗れ1勝1敗。江本氏が先発した第3戦は完投勝利で2勝1敗。第4戦は南海が敗れ第5戦は2-0、南海リードで9回裏へ。
江本氏は「2-0の9回に佐藤が出て行ったら、ホームランを打たれちゃったんですよ。1点差になってこれはダメだとなって、準備していなかったんですけど、ベンチのところで野村さんが私の方に向いてウォーミングアップをやれと。何球も投げていないなうちに登板になった。最後目をつぶって投げましたけど、三振に仕留めて優勝したんですよ。3勝に絡んでいる。そういう意味では思い出深い優勝でしたね」と当時を懐かしむように振り返った。
南海はプレーオフで3勝2敗と勝ち越し、パ・リーグ優勝を決めた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
パ・リーグは1973年からプレーオフを導入。同年南海が前期優勝し、後期優勝した阪急と日本シリーズ進出をかけてプレーオフを戦った。南海は後期、阪急に1引き分け12敗と1勝もできなかった。
江本氏は「野村さんはゲーム前にミーティングで1、3、5と行くと、“江本お前が当然阪急も先発だと思っているだろうけど、それを代えると。1、3、5全部いけ”と言って先発を1戦目に外れたんですよ。あの当初の野村さんはその後は別としても、私は大変信頼されていました(笑)」と、第1戦リリーフ登板し南海が勝利すると、江本氏の登板のなかった第2戦に敗れ1勝1敗。江本氏が先発した第3戦は完投勝利で2勝1敗。第4戦は南海が敗れ第5戦は2-0、南海リードで9回裏へ。
江本氏は「2-0の9回に佐藤が出て行ったら、ホームランを打たれちゃったんですよ。1点差になってこれはダメだとなって、準備していなかったんですけど、ベンチのところで野村さんが私の方に向いてウォーミングアップをやれと。何球も投げていないなうちに登板になった。最後目をつぶって投げましたけど、三振に仕留めて優勝したんですよ。3勝に絡んでいる。そういう意味では思い出深い優勝でしたね」と当時を懐かしむように振り返った。
南海はプレーオフで3勝2敗と勝ち越し、パ・リーグ優勝を決めた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)