2023.08.31 18:00 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 6 | 終了 | 4 | 北海道日本ハムファイターズ |
ZOZOマリン |
バッティングでも存在感
ロッテは31日、本拠地での日本ハム戦に6-4で勝利。途中出場となった和田康士朗が決勝のホームを踏むなど1安打1打点1盗塁の活躍を見せ、チームのカード勝ち越しに貢献した。
4-4の同点で迎えた7回、先頭の山口航輝が中前打で出塁し、その代走として途中出場した和田が続く岡大海の4球目に二盗に成功。さらに2ボール・2ストライクからの7球目が暴投になると、二塁から一気に生還して勝ち越しのホームを踏んだ。
さらに8回には二死一・三塁のチャンスで打席を迎えると、日本ハム6番手・吉田輝星が投じた初球の真っすぐを右前に弾き返し、2点差に拡げる貴重な適時打。チームの勝利に貢献した。
持ち味の足、さらにはバッティングでも存在感を見せた和田について、31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の館山昌平氏は「警戒されたなかで盗塁をするのはプレッシャーがあったとは思うんですけど、しっかり決めましたよね。その後のワイルドピッチも、最初から三塁ベースにスライディングをするのではなく、転がっているボールを見ながら一つでも先の塁を狙っている姿勢は見事でしたね」と和田の走塁を高評価。
続けて「途中出場から1安打放ちましたし、29日の試合でも2安打を放っていたので、こういった打撃が増えてくるとスタメンとして出場することも増えてくると思います。そうなってくると和田の足は脅威になってきますよね」と語り、打撃面での成長にも言及をした。
自慢の足を活かした走塁での存在感はもちろん、直近ではバッティングでの活躍も目立つ24歳のスピードスター。
ベテラン・荻野貴司が離脱するなかで、背番号63がしっかりとアピールを続けている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』