ニュース 2023.09.03. 06:00

亜大のドラフト候補・草加勝が自己最速更新の153キロも「負けたら意味がない」鈴木一央監督の初陣飾れず

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亜大・草加勝投手[写真=灰原万由]
【東都大学野球・秋季リーグ戦】
○ 東洋大 2 - 1 亜大 ●
(2日・坊ちゃんスタジアム)

 亜大はドラフト候補のエース・草加勝投手(4年・創志学園)が自己最速を1キロ上回る153キロをマークするなど、8回2失点(自責1)で先発の役割を果たしたが、東洋大に1−2で競り負けた。

 初回二死一塁から4番・花田に右翼線へタイムリー三塁打を浴びると、右翼手の悪送球で打者走者も本塁に生還し、2点の先取点を献上した。2回以降は自己最速を1キロ更新するなど力強い投球で追加点を与えなかったが、打線の援護に恵まれず。「2回以降抑えられたことは良かったと思うんですけど、負けたら意味がない」と唇を噛んだ。

 8月1日付けで就任した鈴木一央監督の初陣を白星で飾ることはできなかったが、指揮官は「選手は一生懸命やってくれて、最後まで諦めず。僕は嬉しかったですね」と草加らナインをねぎらった。次戦以降に向けて、エースは「個人の結果より、チームを1部に残すことが最優先。そうすれば自ずと結果も出てくるのかなと思うので、まずはチームのために投げていきたい」と前を向いた。
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