ニュース 2023.09.03. 14:45

中大が青学大のリーグ戦連勝を「11」で止めて雪辱 ドラフト候補の相手エース・常廣羽也斗を攻略

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中大・髙橋隆慶外野手(左)、西舘勇陽投手(右)[写真=灰原万由]
【東都大学野球・秋季リーグ戦】
○ 中大 7 - 1 青学大 ●
(3日・坊ちゃんスタジアム)

 中大が今春からリーグ戦11連勝中の青学大に逆転勝ち。前日の雪辱を果たし、1勝1敗で3回戦へ望みをつないだ。

 つなぐ野球で相手エースを攻略した。1点を追う6回。二死から四球と安打で二死一・二塁の好機を築くと、4番・櫻井亨佑外野手(3年・習志野)が一塁へのタイムリー内野安打を放ち、同点。なおも二死一・二塁から続く髙橋隆慶外野手(4年・明秀日立)が中前適時打を放ち、勝ち越しに成功した。

 勢いに乗った打線はさらに6番・中前祐也主将(4年・浦和学院)が2点タイムリーを放ち、ドラフト候補右腕・常廣をマウンド引きずり下ろすと、なおも二死一・二塁から9番・野呂田漸捕手(2年・秋田中央)にも右前適時打が飛び出し、この回一挙5点を奪った。

 終盤にも2点を加え、今春王者の青学大に大勝。清水達也監督は「(逆転した6回は)ウチが目指していた泥臭い野球ができた回だった」とナインを称えた。

 先発した155キロ右腕・西舘勇陽投手(4年・花巻東)は4回まで完全投球を披露するなど、7回1失点の好投でリーグ通算10勝目をマークした。
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