2023.09.03 17:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 7 | 終了 | 8 | 読売ジャイアンツ |
横浜 |
真中氏も「自信を持って」とエール
巨人は3日、敵地でのDeNA戦に8-7で勝利。両軍計25本の安打が飛び交う激しい乱打戦を制し、カード3タテを回避した。
カード連敗で迎えたこの一戦では、序盤2イニングで4点を先取する幸先の良いスタートを切ったものの、満塁弾などで一挙6点を奪われてしまい、先発の井上温大は2回途中で早々に降板してしまう苦しい展開に。
しかし後を受けた計5人のリリーフ陣がいずれも無失点に抑えると、打線もじわりじわりと点差を埋めていき、同点で迎えた9回に門脇誠の適時打で遂に勝ち越しに成功。その裏を中川皓太が三者凡退に凌ぎ、逆転勝利で連敗をストップした。
執念の継投策で白星を手繰り寄せた巨人について、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した齊藤明雄氏は「ランナーを出しながらも要所要所をうまく締めたなって感じでしたよね」と総評。
また続けて「これだけ粘れればジャイアンツにも望みはあるのかなっていう感じのリリーフ陣でした」と無失点リレーでつないだ6人の中継ぎを称えると、活躍の要因として「まあ昨日のゲームでね、野手が投げたのでリリーフ陣は“頑張らないといけない”と発奮したんじゃないかな」と推測した。
同じく出演した真中満氏も「ジャイアンツはちょっと中継ぎにすごく苦しんでいたので、こういう投球ができればゲームを拾うことができる」と語り、リリーフの安定が上位進出に繋がると予想。
現在チームはDeNAに3ゲーム差で4位に沈んでいるものの、最終盤に向け「こうやってみんな自信を持ってね、明日からも投げて欲しいと思います」とリリーフ陣のさらなる奮起に期待を込めて締めくくった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』