今季6度目のサヨナラ勝利
広島がサヨナラ勝ちでDeNAとの初戦を制した。
3点リードの8回。この回からマウンドに上がった島内颯太郎が二死一・二塁から桑原将志に同点3ランを被弾。9回は矢崎拓也が押し出し四球で勝ち越しを許した。
しかしその裏、二死三塁から野間峻祥が同点のタイムリー内野安打を放って延長戦へと持ち込んだ。延長10回には二死から曽根海成、矢野雅哉が連続四球で出塁。二死一・二塁の好機を演出すると、堂林翔太が中前適時打を放ち、試合を決めた。
5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の江本孟紀氏は「今年の広島の強さというのが出ている」と振り返り、「こういう試合は大体パタパタっと負けてしまうことが多いんですけど、ベイスターズだって今は元気ですからね。それがこういうところでしぶとくしぶとくヒットを打って最後はこういう勝ち方をするのは、やっぱり、今年の広島の強さを一番表している試合じゃないですかね。ほんとに素晴らしい試合でしたね」とカープの諦めない戦いぶりを絶賛した。
阪神が勝利したため、首位との差は「7.5」と変わりないが、週末に控える首位攻防3連戦に向けて幸先の良いスタートを切った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』