● 中日 0 － 1 阪神 ○
＜22回戦・バンテリンドーム＞

　阪神は初回の1得点を完封リレーで守り抜き、“スミ1勝利”で5連勝。貯金は前回リーグ優勝した2005年以来となる今季最多の30となった。

　阪神打線は1回表、1番起用された小野寺が中前打で出塁すると、続く中野が送ったあと3番・森下が左前適時打。二走・小野寺は一気に三塁ベースを蹴り、先制ホームに頭から突っ込んだ。

　打線は2回以降、追加点を奪えなかったが、腰の張りによる離脱から復帰した先発・才木が好投。中日先発・小笠原との我慢比べを6回4安打無失点で制し、1点リードを死守しリリーフ陣にバトンを渡した。

　7回は石井と島本のふたりでゼロを刻み、8回以降は桐敷と岩崎が1イニングずつ無失点。完封リレーで接戦を制し、才木は2018年の6勝を上回る自己最多の7勝目（5敗）、岩崎も昨季の28セーブを上回るキャリアハイの29セーブ目（3勝2敗）をマークした。