2023.09.08 18:00 | ||||
読売ジャイアンツ | 0 | 終了 | 0 | 中日ドラゴンズ |
東京ドーム |
24イニング連続無得点…
中日は8日、敵地での巨人戦に0-0で引き分けた。投手陣が計8人のリレーで巨人打線を封じた一方で、打線は決め手に欠き連続無得点が「24」イニングに伸びた。
巨人先発・戸郷翔征の変幻自在な投球の前になかなかチャンスを作れなかった中、唯一と言っていいチャンスで痛恨のミスも出てしまった。4回表、先頭のブライト健太がフェンス直撃の三塁打を放って無死三塁。ここでオルランド・カリステが平凡な三ゴロに倒れるのだが、この打球で三塁走者のブライトが三本間に挟まれてしまう。
挟殺プレーの末にアウトとなり、この間にカリステは二塁まで進んだものの後続が倒れて無得点。大きなチャンスを逃してしまった。
チャンスをふいにしたブライト健太の走塁について、8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の笘篠賢治氏は「無死三塁の場面でギャンブルスタートのサインは出しにくいと思います。不注意で三塁走者が飛び出してしまったということでしょうね」とこの場面を分析。
続けて「“分かっているだろう”では絶対にダメなので、三塁コーチャーが釘を刺すためにも“絶対飛び出すなよ”と言わないといけないと思います。若い選手なので失敗から覚えていくんですけど、コーチャーはあえて言って欲しいなと思いますね」とし、自身のコーチャー経験も含めて意思疎通の重要性を強調した。
この日は先発したドラフト1位右腕・仲地礼亜が7回3安打無失点の好投を見せながら、ルーキーにプロ2勝目を与えることができず。まずはもったいないミスをなくして、連続無得点に終止符を打ちたいところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』