2023.09.10 17:00 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 0 | 終了 | 2 | オリックス・バファローズ |
ZOZOマリン |
「ある程度のコントロールは効いていた」
ロッテは10日、本拠地でのオリックス戦に0-2で敗戦。先発した佐々木朗希は、3回を投げて45球1失点・2安打2三振1四球という内容で今季3敗目(7勝)を喫した。
左脇腹の肉離れで抹消されてからおよそ48日ぶりに1軍マウンドに上がった佐々木朗だったが、迎えたこの日は初回から森友哉の適時打で1点を失うものの、その後も持ち前の剛速球を軸に打者をねじ伏せる投球を展開する。
この日は復帰登板という事もあり3回で早々にマウンドを後にしたものの、最速161キロを計測するなど随所で“らしさ”を見せた若きエースに、本拠地に駆け付けたファンも大きな声援を送った。
その後チームは相手先発の宮城大弥に8回まで散発1安打無得点に封じられるなど終始翻弄されて敗れてしまったものの、久々に登板を果たした佐々木朗については同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも話題に。
スタジオに出演した坂口智隆氏は「球速も出てましたし、変化球もある程度のコントロールは効いていた」とこの日の佐々木朗の投球を振り返ると、怪我からの調整も「順調だと思います」とここまでの経過に太鼓判を押した。
また3回45球と決して悪くないペースながらも早いイニングで降板してしまった事についても「まあ調整の意味が大きかったのかな」とこの日の登板の意味合いを推測し、想定内であったという意見を述べた。
最後に今後については「後は試合でバッターにかかる圧と言いますか、そういうのが出てくればもっと打つのが難しい投手になってくると思います」と実戦形式の中で勝負勘を取り戻す段階に入っていくと語って締めくくった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』