2023.09.13 18:00 | ||||
阪神タイガース | 4 | 終了 | 0 | 読売ジャイアンツ |
甲子園 |
「今後に活かして欲しい」
巨人は13日、阪神との試合(甲子園)に0-4で敗戦。先発の横川凱は3回持たず3失点KOで8敗目を喫した。
先発の横川凱は0-0で迎えた3回、1番・近本光司、2番・中野拓夢の連打を浴びると、続く3番・森下翔太に対しては四球を与え、無死満塁のピンチを招いてしまう。ここで巨人ベンチは早くも継投策に入り、2番手・ルーキーの松井颯を投入。
松井は4番・大山悠輔を三振に打ち取り一死満塁とするも、5番・佐藤輝明に甘く入った変化球を完璧に捉えられ、右中間スタンドへ満塁本塁打を浴びた。4回以降はリリーフ陣が無失点リレーを見せたが、打線が6安打無得点と沈黙を続け2戦連続での完封負け。横川は3回持たず3失点と試合を作れず、今季8敗目を喫した。
巨人ベンチの思い切った早めの継投策について、13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の齊藤明雄氏は「松井はルーキーなだけに荷が重かったような気がしますよね」とコメント。
続けて「松井は気持ちで投げるようなタイプでそれを買っての登板だったと思います。大山には良いボールのチェンジアップで三振取りましたけど、佐藤輝明にはそのチェンジアップが浮いてしまって捉えられましたよね。でもこの失敗は松井にとっては良い経験になったと思いますから、今後に活かして欲しいですね」と被弾の場面を振り返りつつ、ルーキーの成長に期待を込めた。
63勝63敗2分と貯金がなくなり勝率5割に逆戻りした巨人。今季の対阪神戦は5勝16敗1分と、阪神戦だけで借金11と大苦戦している。何としてでも目の前での胴上げは阻止したいだけに、14日の試合で意地を見せることができるのか注目したいところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』