復帰2戦目で勝利ならずも好投
中日がDeNAとの延長戦を制し、敵地・ハマスタで2連勝。4カードぶりに勝ち越しを決めた。
トミー・ジョン手術から復帰2戦目となる梅津晃大は初回に一死二塁をしのぐと、150キロを超えるストレートでDeNA打線を抑え込み4回まで無失点ピッチングを披露。細川成也の22号ソロで援護をもらった5回、先頭のソトに初球のカーブを捉えられ同点とされたが後続を抑え、6回、86球、被安打2、3奪三振、1失点でマウンドを降りた。
13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた真中満氏は「(復帰2戦目の)今日は非常に良かったと思いますが」と、解説として出演した館山昌平氏に水を向けると「特にストレートが強かったですね。カーブを打たれましたけど、あのカーブがあるからストレートが生きてくると思います」と評価。
また、手術後の2戦目の肘の状態については、現役時代に3度のTJ手術を受けた自身の経験を踏まえ「前回登板で155キロの自己最速のボールを投げていたので、その影響はどうかなと思って見ていたんですが、特に問題なくしっかり6回を投げられていたので、これから楽しみですね」と太鼓判を押した。
梅津は昨年3月に、右肘のTJ手術を受け先月31日、2年2カ月ぶりに1軍復帰登板し、初回に自己最速となる155キロを記録するなど復活を印象付けるピッチングを披露。今回の登板では20年7月5日以来の勝利は挙げられなかったが、先発陣に頼もしい右腕が戻ってきた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』